利回りの計算は、IRR法という方法を使います。IRR法にあてはめて計算すれば、実際に売却をしなくても、売却を想定した場合の価値を入れて、投資の効率を見ることができます。複数年度、売却損益を考慮して考えましょう。そうすることで、大きなマイナスを見過ごすことがありません。複利の計算をすることで銀行の金利と比べて有利な選択なのか、不利な選択なのかを比較できるようになります。内部収益率というのは、金融電卓やExcelで簡単に求めることができます。不動産の投資が、有価証券などの投資と比べて優れているといわれているのは、借入をして投資をすることで、手元にある現金よりも、規模の大きな投資を行うことができるからという点です。これを上手く使うことができたら、借入が無い時よりも収益性が上がります。これをレバレッジといいます。